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末永 智一

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全方向との連携で、躍進を続けるCOI東北拠点

末永 智一(まつえ ともかず)

COI東北拠点 副拠点長

研究統括(RL)

環境科学研究科 教授

末永 智一 メッセージ

東北大学を中心とした、企業や他大学との連携

これまでCOI東北拠点では、大学の研究基盤を活用し、産業界が一丸となってアンダーワンルーフで新たなイノベーションの場とする先進的な試みを進めてきました。
東北大学を中心に、各業界で先進的な活動を行っている参画企業群のほか、独自の強みを持ったサテライト拠点でもある早稲田大学・東北学院大学とも連携を深め、持続的なイノベーションプラットフォームの構築に向けて一丸となって進んでいます。

末永 智一 メッセージ

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「はかる」「わかる」「おくる」の実現へ向けて

例えばCOI東北拠点のビジョン達成に必要な、さりげないセンシングを実現する各種センサ技術(非接触型センサ、接触型センサ、飲込みセンサ、生体バランスセンサ、口腔内細菌センサ等)、電池基盤技術、通信基盤技術を「はかる」(測る、計る、量る)として。
また、PDSプラットフォーム・ビッグデータ解析、個人毎の健康状態の評価・解析・予測とそのための指標(遺伝要因、環境要因、生活要因)に関する技術、及びセンシング・ゲノム連携研究を「わかる」(解る、分かる、判る)として。
さらに、在宅での食事管理やイノベーションを実現するインフラやコミュニケーションロボットを「おくる」(送る[自助]、贈る[共助])として、それぞれ位置づけました。

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そして、それらのスクリーニング(絞り込み)も行いながら、将来ビジョンの実現に直結する製品展開・サービス展開を想定したコア技術開発、サブ技術開発、サービス開発、及びビジネスモデル開発を推進しています。
さらに、人工知能(AI)からの「思いやりインタラクション」が行動変容へとつながるプラットフォーム「思いやり愛(AI)」(商標登録出願中)を展開する動きも進展しています。

複数のプロジェクトを連携させ、効果的な研究開発を

体制面では、企業におけるマトリックス型研究開発の視点を取り入れたマトリックス型プロジェクト制を導入し、「既存分野・組織の壁を取り払い、基礎研究段階から実用化を目指した産学連携による研究開発」により近い形での研究開発を進めております。
個々のサービス・製品の開発を主体とした「縦割りプロジェクト」と、プロジェクト全体に関わる基礎的な研究開発、または横断的な研究開発を主体とした「横割りプロジェクト」を設けて、具体的な研究開発課題に合わせ、これらのプロジェクトが連携して研究開発活動に取り組んでいます。

医療ともつながることで、より強力な体勢を築く

また医工連携をさらに加速するため、医工学研究科や大学病院のリーダー級人材が副研究統括(副RL)として活躍できる環境を整え、医療現場とも積極的な連携を進めています。
加えて、拠点全体としての今後の戦略的活動を促進するため、本部機構のシニア・リサーチ・アドミニストレーター(上席URA)を戦略統括としました。
さまざまな取り組みを通して躍動・躍進し続けるCOI東北拠点の今後にぜひご期待ください。

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