2021年11月8日、本拠点の研究統括補佐を務める井上久美准教授(東北大学大学院環境科学研究科・山梨大学工学部)、郭媛元助教(東北大学学際科学フロンティア研究所)、岩間智紀(東北大学大学院環境科学研究科)らの研究成果「分子の動きを捉える顕微鏡素子を熱延伸法で開発」がプレスリリースされました。COI若手連携ファンドの研究成果の一部として、熱可塑性材料に熱と張力を加えて任意の断面デザインのファイバーを量産する「熱延伸法」により、BEM 電極素子の量産化に世界で初めて成功しました。今後はこの熱延伸法を用いた量産技術により、生体分子イメージングのためのさらなる基礎検討が加速することが期待できます。
BEM の実用化や超光学限界分子イメージングに繋がる本研究成果は 2021 年11 月 4 日に「Advanced Materials Technologies」誌に掲載されました。また、2021年11月9日に「日刊工業新聞」にも取り上げられました。
関連サイト:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/11/press20211108-02-imaging.html
記事掲載:日刊工業新聞(2021年11月9日、21面)