6月19日(土)「望めば誰でも安心して子供を産み育てられる社会」の実現に向けて 開催案内
2050年の社会像として、当チームは「望めば誰もが、将来に夢と希望を持って、子供を産み育てられる社会」を提案しています。妊活・出産・育児における様々な制約や負担から解放され、誰もが自分らしい人生を謳歌することと、次の世代に未来を託すことを両立できる社会です。その社会像に対して、科学・技術にできること、やるべきこと、やらなければいけないことは何なのかを調査しています。
本シンポジウムでは日本の子育て環境を俯瞰的に議論するため、国内および海外の専門家より日本における先進的な取り組みや海外の子育て事情に関してご紹介いただき、パネルディスカッションにて“目指すべき/あるべき姿”について議論を深めたいと思います。
詳 細:(別紙 pdf)
主 催:ムーンショット・ミレニア・プログラム「子孫繁栄社会構築チーム」
国立大学法人東北大学 未来社会健康デザイン拠点
後 援:国立研究開発法人科学技術振興機構
目 的:日本の育児環境や考え方に対して、地域や国際比較をすることで、相対化する。また、解決策なども入れてパネルディスカッションで議論し、MSミレニアで目指す社会像の妥当性を検討する。
タイトル:「望めば誰でも安心して子供を産み育てられる社会」の実現に向けて
日 時:2021年6月19日(土)13時00分~16時00分
内 容:
13:00~13:10 開催の挨拶・プロジェクトの趣旨説明
東北大学大学院 特任准教授 吉田 慎哉
13:10~13:35 講演「日本の子育て なんでやねん」
京都精華大学 学長(国際文化学部 教授) ウスビ サコ氏
『空間人類学』をテーマに、国や地域によって異なる環境や、コミュニティと空間のリアルな関係を研究している。
京都精華大学 学長 国際文化学部 教授
13:35~14:00 講演「私も”妊孕力”を読めなかった。子育て環境 日本一をめざす ~岩見沢市の挑戦~」
株式会社日立製作所基礎研究センターシニアプロジェクトマネージャ 吉野 正則氏
北海道大学COI『食と健康の達人』拠点では、プレママから子育て、高齢者、病後も健康で笑顔あふれる幸せ生活の実現に取り組んでいる。
14:00~14:25 講演「ケニア・牧畜民マサイ社会と中国における子育て」
筑波大学 体育系 日本学術振興会特別研究員 田 暁潔氏
最近は、文化学習と身体発達の関連性にも強い関心を持っている。
14:25~14:35 休憩
14:35~15:00 講演「日本人夫婦のコペアレンティングの実態と新しい日本文化型育児」
東北大学大学院 准教授 中村 康香氏
東北大学大学院 医学系研究科 家族支援看護学講座 ウィメンズヘルス・周産期看護学分野 准教授
15:00~15:25 講演「デンマークの子育て支援とジェンダーギャップへの取り組み」
Lollands Højskole理事 ニールセン 北村 朋子氏
対話や実験、実践を通じて持続可能、健康でおいしい食と水の公平な分配、安全供給とよりよい民主主義の世界との共生を進める。The Foreign Press Association in Denmarkメンバー。国際ソロプチミスト会員。
15:25~15:50 パネルディスカッション
パネリスト:講演者等
コーディネーター:(株)クリスタル光学 代表取締役専務 桐野 宙治氏
東北大学大学院 特任准教授 吉田 慎哉
15:50~16:00 閉会の挨拶
定 員:500名(先着順で定員になり次第締切ります)
参加費:無料(どなたでもご参加いただけます)
開催方式:オンライン(今回のセミナーはZoomを利用して開催いたします)
※ 参加申込締切後にZoomウェビナーとパスコードをメールにて御連絡いたします。
申込締切:令和3年6月18日(金)12時
問合せ先:(主催)東北大学 産学連携機構 イノベーション戦略推進センター 未来社会健康デザイン拠点
(シンポジウム運営)チームメンバー 東北大学 URA 松原雄介 yusuke.matsubara.a7@tohoku.ac.jp
(ムーンショット目標)チームリーダー 東北大学 吉田慎哉 shinya.yoshida.d7@tohoku.ac.jp
申込み先:google form