3月15日(水)、COI-NEXT「Vision to Connect」拠点で研究開発リーダーを務める吉田浩教授(東北大学経済学研究科 高齢経済社会研究センター長)の研究グループは、東北大学片平キャンパスにおいて、70代から80代のおよそ15人を対象に実証実験を行いました。当実験は、eスポーツの中に高齢者向けの健康維持の要素を取り込むことで、楽しみながら日々の健康を維持してもらうことを狙いとしたものです。具体的には、視野の範囲が検査でき、緑内障の早期発見に役立つゲームなどを体験してもらいました。吉田浩教授は、「参加者から寄せられた意見などを今後のゲーム開発に反映し、仙台市以外の自治体でも高齢者がeスポーツと触れ合う場を設けていきたい」とコメントしました。この活動の継続による更なる健康維持の効果が期待されます。
出典:仙台放送「newsイット」 19:56~