2023年4月18日(火)、東北大学に加えて、立命館大学、東北文化学園大学、東京大学、お茶の水女子大学の4大学、35企業、及び3自治体の関係者を対象とした「拠点全体会議」を開催しました。東北大学青葉山キャンパスを中心としたハイブリッド開催で、会場にはおよそ30名、オンラインでおよそ100名の方々にお集まりいただきました。
当日の司会は、稲穂健市 特任教授・首席URA(研究推進・支援機構 リサーチ・マネジメントセンター)が務めました。本拠点運営委員の加藤善隆様(ノバルティスファーマ株式会社 執行役員)による開会挨拶の後、中澤徹PL(医学系研究科眼科分野 教授)からビジョン及び全体進捗に関する報告があり、市川陽一副PL(第一生命保険株式会社 イノベーション推進部長、医学系研究科 特任教授(客員))から拠点活動方針が示された後、松原雄介 特任准教授・上席URA(研究推進・支援機構リサーチ・マネジメントセンター)から拠点運営に関する説明がありました。その後は4つの研究開発課題のリーダーやサブリーダーから研究開発計画、BUBや社会実装計画についての発表がありました。また、各参画機関の方々からも活動報告がありました。会議の中盤では、本拠点の設置責任者である植田拓郎 理事(産学連携担当)から挨拶とコメントがありました。そして、未来社会健康デザイン拠点長である永富良一教授(医工学研究科)の閉会の挨拶をもって無事終了しました。
本拠点は、昨年10月に、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の「共創の場形成支援プログラム」(COI-NEXT)における共創分野・本格型に採択され、『「みえる」からはじまる、人のつながりと自己実現を支えるエンパワーメント社会共創拠点』としてスタートしました。今後、中澤PLのリーダーシップのもと、本拠点活動から様々なBUB(Business-University-Business)を組成し、産学連携を通じて多くの研究成果と社会実装の実現をめざしていきます。