~一緒に「みえる」 未来を考える日~
2023年8月29日(火)、TKPガーデンシティ仙台で、東北大学COI-NEXT「Vision to Connect」拠点のキックオフシンポジウムが開催されました。
植田拓郎・東北大学産学連携担当理事の開会挨拶で始まり、来賓の郡和子(仙台市長)様、廣野宏正(文部科学省 科学技術・学術政策局産業連携・地域振興課 拠点形成・地域振興室 室長)様からは、本拠点の活動に期待するとのお言葉を頂戴しました。
中澤徹・PLと市川陽一・副PLが、「拠点が描く、あるべき社会像を実現する」ために、大学がハブとなってビジネスの共創を促し、異業種のマッチングを主導する「BUB」体制が本拠点の大きな特徴であること紹介した後、4つの研究課題について、リーダー・サブリーダーが、現状と今後について発表しました。
また、産学官民の代表者によるパネルディカッションでは、「よりwell-beingな未来のために、何ができるのか」をテーマに、それぞれの立場から意見を交換しました。
会場では、目から年齢を予測する機器などのデモが行われたほか、ポスターセッションでは各研究開発課題の研究の成果や、参画企業それぞれの本拠点への活動に関する取り組みなどが紹介されました。
今回のシンポジウムには、参画企業のみならず、拠点の活動に関心を持っていただいている企業関係者、自治体から150人、またオンラインでも150人と予想を上回る方に参加していただきました。
シンポジウム後にはネットワーキング、懇親会の時間が設けられ、和やかな雰囲気の中で、名刺や情報を交換する姿が多く見られました。
今回のシンポジウムは企業の若手からなるメンバーで構成されているダイバーシティ会議が中心となり企画、運営しました。このダイバーシティ会議は、大学だけにとどまらない、幅広いメンバーによる運営を目指す、本拠点の特徴のひとつでもあります。その特徴のひとつがシンポジウムを通して具現化することができました。