東北大学 - 産学連携機構イノベーション戦略推進センター

ごあいさつ

「植田 拓郎」
東北大学イノベーション戦略推進センター
センター長 理事(産学連携担当)
植田 拓郎

東北大学の産学連携事業は、共同研究の拡大、研究成果の実用化・事業化の促進、新産業創出を目指し、産官学民連携研究拠点の整備などを推進しています。本学の産学連携活動が新たな進展を見せる中で、イノベーション戦略推進センターは、産官学民連携を通じた革新的イノベーションの持続的発展を戦略的に推進するための活動を展開しています。

平成27年3月に竣工した「レジリエント社会構築イノベーションセンター」は、文部科学省が平成24年度に公募した「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」に採択され、整備されたイノベーション拠点です。同センターには、企業との共同研究ラボやスタートアップベンチャー企業などが入居し、地域や産業界との連携を通じてイノベーションの創出を図り、活力ある成熟社会を目指した研究開発を推進しています。

令和3年4月からは、本学における未来の幸福な健康社会を創造するデザイン志向型産学連携研究開発拠点として、センター内に新たに「未来社会健康デザインプロジェクト(略称:未来社会健康デザイン拠点)」が設置されました。健康領域のバックキャスティング型大型研究プロジェクトの支援、領域横断型研究体制の支援、保健医療イノベーションの創出支援や橋渡し支援、さらには人材育成を目的として、「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」、「令和4年度COI加速支援課題」のプロジェクトで培ったアセットを最大限に活用し、新たな未来社会ビジョンを描きながら、産官学民連携を通じた革新的イノベーションの持続的発展に努めています。COIプログラムの取り組みは、令和3年10月に「2021年度グッドデザイン賞」を、さらに令和5年1月には「第5回オープンイノベーション大賞選考委員会特別賞」も受賞しました。

令和4年10月からは、未来社会健康デザインプロジェクトの取り組みのひとつとして、「『みえる』からはじまる、人のつながりと自己実現を支えるエンパワーメント社会共創拠点(COI-NEXT「Vision to Connect」拠点)がスタートしており、大学をハブとした複数企業の連携体制であるBUB(Business-University-Business)の形成や、さらなる共同研究や共創研究所の設置などを推進しています。

イノベーション戦略推進センターでは、これらの活動に取り組みながら、大型で自立・発展的な活動を行う拠点型の産官学民連携についての先駆的なモデルを提案していきます。皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

組織図

組織図

アクセス

組織図

【 場所 】
〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
レジリエント社会構築イノベーションセンター

【 仙台市地下鉄東西線をご利用の場合 】
「仙台駅」から「青葉山駅」までは約9分
「青葉山駅 南1出口」からセンターまでは徒歩1分
◎料金/250円(仙台駅から)